化粧品・医薬部外品等の受託製造（OEM）

化粧品受託製造の⾼いクオリティ+専⾨性+幅広い実績

化粧品、医薬部外品などは、ブランド、美しさ、衛生面、その商品自体の特性を鑑みてもデリケートな商品であるため、考慮してければいけない多くの点がありますよね。
十分対応できる企業とおつきあいされていますか？

化粧品の受託製造とは

化粧品の受託製造とは、工場などの生産手段がない企業の代わりに化粧品を製造することです。製造手段がない企業でも、受託製造を依頼することによって自社ブランドを持つことができます。
コロナ前の2019年度までの化粧品の受託製造市場は、年々成⻑傾向です。株式会社矢野経済研究所が行った「化粧品受託製造市場に関する調査(2021年)」によると、2019年度は約3,352億円でした。2016年は、約2,631億円のため、約721億円も増加しています。

コロナ禍となる2020年は、約3,140億円(前年比約-212億円)と減少に転じましたが、将来的に収束が見込めれば再度上昇することが期待できるでしょう。ちなみに、受託製造はOEM (Original Equipment Manufacturing)ともいわれています。

化粧品受託製造のよくあるご相談

1化粧品受託製造でサンプル・トライアルキットの加工・ロット印字はできますか？

サンプルやトライアルキットは在庫を極力少なくし必要な分だけを作成したいというお客様が多いです。
そのため製品単位ごとの管理（ロット管理）が必要になることがほとんどですが、ロット管理や、ロット番号の印字（インクジェットプリンター、ホットプリンターによる印字）はもちろん、商品の検品や箱詰め等のセット作業、シュリンク包装を含む包装梱包作業等も対応可能です。

<シュリンク包装の主な実績>
・フルシュリンク包装(L型包装) ・R シュリンク(R製袋) ・キャップシール(キャップシュリンク) ・ラベルシュリンク(スリーブシュリンク)
また、季節やキャンペーンに応じたチラシや冊子のセット組み合わせなども併せて対応可能です。

2輸⼊化粧品の薬機法(改正薬事法)ラベル貼り替え、全成分表⽰の差し替え作業は依頼できる？

輸入品の薬機法（改正薬事法）ラベル対応や全成分表示の封入対応は日常的に承っております。
これら法律に係わる業務は許認可を保有し、正しい知識と経験をもつ企業に依頼することが大切です。当社は、薬機法（改正薬事法）における化粧品および医薬部外品の製造業許可（包装・表示・保管）や医療機器の製造業登録証を取得しており、また国産品だけでなく輸入品の対応も可能です。
近年、国内外を問わず多分野の製造および流通加工においてクリーンルームのニーズが高まっていることから、2016年2月にはクリーンルーム作業専用の施設（通称、クリーンルーム棟）も新設。豊富な実績と充実した設備環境で、お客様のニーズにお応えいたします。

3化粧品・医薬部外品の流通加⼯+発送代⾏サービスの受託実績は？

検品やロット印字、包装梱包など一部の流通加工のご相談からギフト包装や通販の個別配送などの物流代行まで、トータルでお引き受けさせていただくことも多いです。検品はA社、包装梱包などの流通加工はB社、保管はC社、販売店への発送や個別配送はD社・・・などと複数社に分けて依頼した場合と、これらすべてをトータルで一社に依頼した場合とではどちらが合理的でしょう？
移動時間やコストを考えると答えは明確ですよね。
流通加工も通販物流代行も、両方とも同じくらい得意な物流会社があれば便利だと思いませんか？
当社は“発想から発送”までをコンセプトに、お客様のあらゆるニーズにお応えしています。

4化粧品・医薬部外品の検品、シュリンク包装の交換作業は可能？

B品に対する対応は皆様同じような課題をお持ちのようですが、化粧品や医薬部外品等の検品、外箱の入れ替えやラベルの貼り替えなどのリニューアル、リサイクルに関するお手伝いも当社の得意とする業務のひとつです。
海外からの輸入品の検品に関するご相談も多くいただきますが、商品ごとの特徴や性質を踏まえ、定められた品質・検品基準に基づき商品の破損や汚れ、異物混入等の確認を行い、品質を確保します。
また、リニューアル加工後の営業所、店舗への納品管理も承ります。返品受付代行も対応可能です。もちろん、B品や返品も通常品と同様に薬機法(改正薬事法)に準拠して対応いたします。

5初めてのOEM取引で⼼配。⼗分な化粧品受託製造実績のあるメーカーにお願いしたい。

初めての取引先とのお仕事は正直不安なものです。特に、化粧品や医薬部外品などのデリケートかつ薬機法(改正薬事法)などの法規制が関わる商品のお仕事をお願いするとなると、なおさら慎重になります。
その際に重要な判断基準となるのが、業務に必要な許認可や専門知識を持っているか？といった点はもちろんのこと、どんな企業様のどんなお仕事を経験しているのか？という実績。必要な許認可や専門知識を保有しているのはもちろんのこと、大手企業から重要なお仕事を直接かつ継続して依頼されている会社は、一定水準以上の品質の高さと技術力、サービスレベルを持っている証です。

　受託製造・発行代行・キャンペーン事務局代行の事例

化粧品の受託製造を利用するメリット

化粧品の受託製造を利用するメリットは、主に以下の4つです。

設備や人材に投資するコストがかからない

設備や人材投資をしなくても、化粧品を製造することができる点は大きなメリットです。化粧品を製造する場合、工場などの設備を整えなくてはなりません。設備投資には、多額の費用がかかり、工場で働く従業員も雇うことが必要です。その際は、「採用担当者を配置する」「求人広告に募集を出す」「研修を通して仕事内容を教える」といったコストや手間が発生します。しかし、化粧品の受託製造を利用すれば、これらのコストがかかりません。

在庫リスクが少なくなる

在庫を抱えるリスクが少なくなる点もメリットです。大量に化粧品を生産した場合、万が一売れなかったときに在庫を抱えてしまうリスクがあります。在庫がスムーズに回転しない場合は、新たな製品を開発・製造する資金を捻出することが難しくなり、資金繰りが苦しくなるでしょう。また、毎月在庫を保管する倉庫代もかかります。場合によっては、経営状態が悪化して破たんする可能性もあるのです。しかし、化粧品の受託製造であれば、小ロットから依頼することができます。

経験豊富なプロからアドバイスを受けられる

豊富なノウハウを持つプロ、つまり化粧品の受託製造からアドバイスを受けられる点もメリットの一つです。化粧品業界に新規参入する企業の場合、試作品の製造など全体の流れがわからない担当者もいるでしょう。そういった場合でも、自社単独で化粧品を製造するより、スムーズに進めることができます。化粧品には、流行があるため、「どのような化粧品が売れるのか」など、十分なリサーチが必要です。化粧品の受託製造会社は、ただ単に化粧品の製造をするだけではありません。幅広い情報網を活かし、「どうすれば新規顧客を獲得できるのか」「リピーターにつなげることができるのか」といったアドバイスも行ってくれるのです。なかには、海外進出のサポートも引き受けてくれる受託製造もあります。

オリジナル化粧品を持てる

化粧品の受託製造会社へ依頼すると、「どのような化粧品を作りたいのか」という希望を聞いたうえで製品開発から試作まで行ってくれます。そのため、化粧品の原料に対する知識がなくても、オリジナル化粧品を製造することが可能です。化粧品だけでなく、容器やパッケージもオリジナルで依頼できます。

化粧品の受託製造の流れ

まずは、インターネットなどで化粧品の受託製造会社を探しましょう。また、依頼する前に以下のような内容を問い合わせてみることも大切です。

どのような化粧品（ヘアケア用品・スキンケア用品・ボディケア用品など）が作れるのか
どのぐらいの費用がかかるのか
製造後の販売サポートまで行っているのか
原料の提案からしてもらえるのか
求めている原料の調達ルートはあるのかなど

条件に合う受託製造会社が見つかった後は、打ち合わせに入ります。原料の知識がなくても、提案から受けることができるため、安心です。話し合いを十分に重ねたうえで、化粧品の仕様を決定します。次は、「どのような化粧品になるのか」をイメージするための試作品の製作です。原料は、自社で用意したり受託製造会社で調達してもらったりすることもできます。その際に、製品の成分表記が薬機法上問題にならないか、薬事担当者のチェックがある点は押さえておきましょう。

試作品に納得した後は、いよいよ製造段階に入ります。完成した化粧品は、検品を行ったうえで納品される流れです。販売促進のためのサポートまで希望すると、納品後もアドバイスを受けることができます。初めて化粧品業界に参入する場合は、わからなかったり不安であったりすることも多い傾向です。しかし、化粧品の受託製造会社のサポートを活用すれば、スムーズに販路を築くことができるでしょう。

化粧品受託製造メーカーを選ぶポイント

化粧品製造業の資格や許認可取得

⾼品質な製造設備環境、機器の保有

化粧品受託製造・薬機法の専⾨知識

経験豊富な受託製造実績

検品・発送・サポート等幅広い業務内容

ミズ・バラエティーの化粧品受託製造なら安⼼

化粧品および医薬部外品の製造業許可（包装・表示・保管）や医療機器の製造業登録証を取得

当社は、薬機法（改正薬事法）における化粧品製造業許可、医薬部外品製造業許可および、医療機器製造業登録証を取得しております。その道のプロとして適切な環境と設備を整えております。また、物流を得意とする当社なら製造のみならず商品の保管や検品、梱包、発送業務まで対応可能です。一般物流から化粧品物流、医薬部外品物流、医療機器物流等の薬機法（改正薬事法）に関連した専門物流まで、幅広い知識と専門性を持って対応いたします。

ISO9001（品質管理）・ISO27001（情報セキュリティ）の認証を早い時期から取得しています

当社がISO9001の認証を取得したのは1999年。またISO27001（当時ISMS）の認証取得は2004年です。それぞれまだまだ国内で取得企業数が少ない時代でした。2019年には、化粧品および医薬部外品の製造部門においてISO22716(化粧品GMP)も取得。当社は品質管理と情報セキュリティに積極的に取り組み、お客様の商品のブランドイメージや情報を守り続けています。

　認証範囲等の詳しい情報はこちら

ISO9001とGMPの融合で高品質体制を維持

長年にわたり運用するISO9001(品質マネジメントシステム)に加え、GMP(適正製造規範)に準拠した高度な製造および品質管理体制を確立、運用。化粧品および医薬部外品の製造部門においては、ISO22716(化粧品GMP)も取得。化粧品・医薬部外品・健康食品メーカー様など、各分野のお客様から高い信頼を得ています。また、中堅～大手の化粧品メーカー様や医療機器メーカー様などから、長年にわたり継続してお仕事をご依頼いただいています。つまり、世界で最も厳しいと言われる日本の大手メーカー様の品質基準に見合う設備・技術・実績が整っているということです。今では、これら厳しい品質基準が当社の品質基準となっています。

充実した化粧品受託製造の設備環境

物流拠点7拠点の内 3拠点においてクリーンルームまたは準クリーンルーム（計750坪）を保有し、化粧品、医薬部外品、医療機器等の製造および流通加工を行っております。もちろん、これら作業に必要な機器等も兼ね揃えております。

保有設備例・・・エアシャワー、金属検出機付オートチェッカー、ウェイトチェッカー、ロット印字（インクジェット機）、シュリンク機、自動充填機、自動梱包機、エアー緩衝材製造機

輸⼊化粧品の対応も可能。海外のお客様からも受託実績豊富

国内のお客様だけでなく外資系化粧品メーカー様からもご依頼をいただいています。ロット印字、効能書きの差し替えや表示タックシールの貼り替えなどの流通加工業務だけでなく、サンプルキットの作成、保管在庫管理から検品、包装梱包、個別配送などの通販物流代行サービスまで、私たちの経験と実績を活かしたサービスをトータルでご提案いたします。海外企業様とはスカイプを利用した毎日のミーティングと年に数回の訪問ミーティングでお客様にご安心いただいています。国産・輸入品を問わず、安心してお任せください。

化粧品・医薬部外品の受託製造から検品、返品受付、リニューアルも

パッケージシュリンクの破損（破れ）を検品しシュリンク再生し、販売店に再納品させていただくサービスも承っております。コールセンターや着払い代行処理を伴う返品受付センターの設置も可能です。またB品の検品、仕分け、ロットの付け替えやアウトレット品への移行処理などにも対応しています。もちろん、国産・輸入品を問わず対応可能です。検品、リニューアル、リサイクルも当社の得意とする業務ですので、お気軽にご相談ください。

国内発送から越境ＥＣまでご相談ください

昨今アジア地域を主体とする海外のお客様（個人）に向けての販売が増えています。日本製品の信用と人気の高さはやはり強いものがありますが、海外の保管倉庫から発送される商品より、日本の保管倉庫から直接発送された商品の方が海外のお客様には高く評価されている（本物！）ということをご存知ですか？越境ＥＣのご相談も積極的に承っております。まずは少量からでも始めてみてはいかがですか。

化粧品・医薬部外品のギフト包装もお任せください

お気に入りの化粧品などをプレゼントされるお客様は結構いらっしゃいます。包装業務は当社の得意技です。なぜなら大手百貨店様からギフト包装の委託を常に承っているからです。大手百貨店様レベルの品質でデパート包装もリボン結びもお客様のご要望に応じ対応いたします。

化粧品受託製造のよくある質問

どのような化粧品を製造できますか: シャンプー・リンスなどのヘアケア用品、美容液・乳液・洗顔フォームなどの「スキンケア用品」や、ボディソープ・ハンドクリームなどの「ボディケア用品」、入浴剤・バスソルトなどの「バス用品」などを製造することができます。このほかの化粧品品目も、受託製造会社によっては対応可能です。問い合わせ時に相談してみましょう。

ロット数の相談はできますか: はい、できます。受託製造を利用するメリットは、小ロットから発注することができることです。しかし、ロット数が少ないとボリュームディスカウントがないデメリットもあります。「どのぐらいの数を発注したらいいのか」についてわからない場合でも、費用面を考慮した相談が可能です。

原料の調達をしてもらえますか: はい、可能です。ただし、薬機法違反でない材料に限ります。また、化粧品の原料だけでなく、容器やパッケージの材料も調達・提案することが可能です。化粧品の受託製造会社は、独自の調達ルートを持ち、原料の調達まで行っているところが多い傾向です。

原料の持ち込みはできますか: 化粧品に配合したい原料を持ち込んで、製造することは可能です。ただし、持ち込んだ材料や配合などが薬機法違反になるかどうか、薬事担当スタッフがチェックすることになります。

材料の配合から提案してもらえますか: はい、提案することは可能です。受託製造会社は、開発に必要なノウハウを豊富に持っている傾向のため、化粧品にはどのぐらいの配合が適切なのか、アドバイスを受けることができます。「すでに販売している化粧品と似た化粧品を開発したい」といった場合もご相談ください。

化粧品の容器も製造してもらえますか: はい、可能です。実際に、販路へ乗せるためには、化粧品だけでなく容器やパッケージも必要になるでしょう。受託製造会社では、化粧品の容器だけでなくパッケージの製造も可能です。

化粧品の容器の材料を持ち込むことはできますか: 持ち込みは可能です。ただし、前もって容器を作るための材料として適切なのか、充てん可否のテストを行わなくてはなりません。また、容器に貼るラベルの表記は、薬機法上問題がないかどうか確認したうえで使うことになります。

費用はどのぐらいかかりますか: どのぐらいのロット数を依頼するかによって、かかる費用は大きく変わります。まずは、見積もりを取ってもらい、費用感をつかんでから発注するようにしましょう。また、基本的に試作品は、費用込みの会社が多い傾向です。

製造後の販売サポートをしてもらえますか: 受託製造会社によって異なりますが、サポートを行っている会社もあります。初めて化粧品業界に参入する場合、何から始めてよいのかわからないケースは少なくありません。化粧品の受託製造会社のなかには、化粧品製造だけでなく、販売後のサポートまで行ってくれることもあります。そのため、できるだけ事前にサポートまで行っているか確認することが大切です。

販売サポートにはどのようなものがありますか: A.受託製造会社によって、販売サポートの内容はさまざまです。例えば、販売する化粧品を紹介するためのWEBサイトの構築や、海外への輸入のサポートまで行ってくれるところもあります。問い合わせの段階でどこまで依頼できるのか質問してみましょう。